ダルビッシュ 7つの球種で上々の初登板 「好きなように初球から投げている」

[ 2021年3月8日 07:17 ]

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(34)は、7日(日本時間8日)のロイヤルズ戦でオープン戦初登板。初回は1安打を許したものの、アンドルー・ベニンテンディを96マイルの内角高めの直球で空振り三振を奪うなど、3つのアウトを全て三振。2回は三者凡退で、最後の打者ライアン・マクブルームを再び96マイル、外角高めの直球で空振り三振。2回、28球を投げストライクが18球、被安打1、4奪三振だった。試合前ジェイス・ティングラー監督は「たくさんストライクを取って、良い感覚をつかんでくれるだろう」と笑顔で話していたが、指揮官の期待に応える上々の初登板だった。

 試合後の一問一答は以下の通り。

――今日のピッチングについて。
周りに気を遣うことなく自分のペースで投げられました。

――追い込んでからまっすぐで空振り三振を奪っていた。
特に今日はボールに伸びがあった。僕の場合、打者は変化球が頭にあるので、よりまっすぐが効くのかなと思う。

――野茂にアドバイスされているスプリッターは。
試合の中で今日も良い球もありましたし、ちょっとずつ上達しています。

――今日は何種類の球種を投げたか。
7つです。

――初球からストライクを先行させる重要性は。
自分の場合、そこを考えないのが一番重要。好きなように初球から投げているだけです。

――キャンプ中のトレーニング。
昔は毎日強くなろうと頑張っていたけど、今はだいぶ筋肉も付いたので、うまいこと抜きながらやれるようになってきました。

――チームのサポートは。
すごくサポートしてもらっている。なにもじゃまされることがない。今日も投げていて思ったけど、初めてここで投げている感じがしなかった。

――開幕に向け準備できている。
まだ1試合目、これから良くない先発もあるでしょうし、今日は試合に投げられたことでほっとしています。

――大谷翔平のスプリッターについてつぶやいていたが。
昨日メッセージをやりとりしたんですけど、体つきとか表情とか、すごく良い感じに見える。すごい球を投げているので、本当にすごいとしか言いようがない。

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2021年3月8日のニュース