DeNA・平良「みんなに使ってもらいたい」 自主トレ設備充実の地元・今帰仁村を猛アピール

[ 2021年1月28日 05:30 ]

笑顔を見せながら投球練習を行うDeNA・平良
Photo By 代表撮影

 皆さん今帰仁村(なきじんそん)をどんどん使って!DeNAの平良が、地元愛を猛アピールした。

 横須賀市内の2軍施設で汗を流した8年目右腕は、故郷の沖縄県今帰仁村で22日まで自主トレ。地元自主トレは3年ぶり2度目で、昨季14試合で4勝も防御率2.27と健闘し温かく迎えられた。「おじいちゃんも、おばあちゃんも声をかけてくれた。うれしかった」。村長以下、村民らの支援も受けた自主トレなどで、目標の体重増にも成功。78キロから2キロ増の80キロとなり「直球の威力も増すと思う」とした。

 地元へのお礼として村民体育館に、2~30キロのダンベル15組30個を寄贈。さらに「今帰仁はグラウンドもウエートトレーニングをする場所もある。みんなに使ってもらいたい」とプロ野球選手の自主トレ地などとしての使用を呼びかけた。

 今季の目標は「開幕ローテーション入りと規定投球回数到達」と設定。さらなる飛躍で、地元の注目度も上げてみせる。(大木 穂高)

 ▽今帰仁村 沖縄本島北部に位置し、那覇市内から車で約1時間半。人口は9322人(20年12月31日現在)。名所には世界遺産の今帰仁城跡、美しいビーチも有名な古宇利島がある。名産はマンゴー、今帰仁アグー(養豚)など。

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2021年1月28日のニュース