田中将大が楽天に8年ぶり復帰決定 背番号は18 球界最高年俸へ

[ 2021年1月28日 17:08 ]

13年日本シリーズで優勝を決め、嶋と抱き合う田中将大
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 楽天は28日、ヤンキースからFAになっていた田中将大投手(32)と基本合意したと発表した。07年から13年まで7年間プレーした古巣に8年ぶりに復帰が決まった。背番号は「18」。日米通算177勝右腕が、自身が立役者となった13年以来となる日本一に向けて尽力する。

 昨季限りでヤ軍との7年契約が満了。田中はメジャー球団を優先にしながらも、コロナ禍による米移籍市場の停滞などもあり、あらゆる選択肢を模索していた。今月2日にはツイッターで「自分に興味を持ってくださる全ての球団の中から考えています」と心中を吐露。1日に放送されたラジオ番組では、楽天復帰について「全然ゼロでは、僕の中ではない」と口にしていた。

 楽天の石井一久監督兼GMは27日に「うちは迎え入れる準備をしていく球団だと思っています。いろいろなことに対応できるように田中選手とコミュニケーションは取っています」と、改めて田中サイドと連絡を取っていることを明かし「田中選手にとって、野球ができる環境が重要だと思う。もし日本を選んでくれた場合、球団を挙げて準備をしていきます」と交渉に乗り出していた。

 7年間背負った背番号18は、準永久欠番として空いたままだった。年俸も巨人・菅野智之投手の今季年俸8億円(金額は推定)を上回るとみられる。

 東日本大震災から10年の節目となる今季、再び杜の都を沸かせる。

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