日本ハム、今春キャンプは守備練習大幅増 昨季リーグワースト75失策…栗山監督「いろんなことやらせる」

[ 2021年1月28日 05:30 ]

ノックを受ける日本ハムの清宮幸太郎内野手
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 昨季リーグワーストの75失策を受け、日本ハムが今春キャンプで守備練習時間を大幅に増加する。シートノックや連係プレーに加え、全員の特守が連日のメニューに組み込まれる見込みで、連日ナイター練習となる可能性もあるという。昨季、守り切れずに黒星を喫する試合もあった栗山監督は「しっかりやってくれと(コーチに)凄く言っている。やれると信じて、いろんなことをやらせる」と予告しており、伝統の堅守復活へ、地獄のキャンプになる。

 昨春キャンプは小笠原ヘッドコーチ兼打撃コーチが就任し、特打の時間が大幅に増加した。今春はさらに守備の時間も増加。昨春は個人練習の最後に球場の照明が点灯することがあったが、今春は連日照明がともる可能性がある。昨季は渡辺、清水がリーグ5位タイの8失策、清宮、野村が同9位タイの7失策と若手の守備力向上が今キャンプでの課題。清宮、野村は杉谷との沖縄・伊江島での自主トレで連日守備強化メニューをこなしてきたが、キャンプイン後も守備強化に時間を割いていくことになる。

 日本ハムは投手、守備を中心としたきめ細かい野球で優勝をつかみ取ってきた。その伝統を取り戻すためにも、キャンプで徹底的に守備に磨きをかける。(東尾 洋樹)

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2021年1月28日のニュース