お近づきは博多銘菓で!?オリックス・ドラ1山下は故郷の味を持参に入寮

[ 2021年1月8日 05:30 ]

<新人入寮>小中高のチームメートからの寄せ書きなどを手に入寮したオリックス1位・山下(球団提供)
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 博多銘菓で看板右腕をつり上げる!?オリックスのドラフト1位・山下舜平大投手(18=福岡大大濠)が7日、大阪・舞洲の選手寮に「めんべい」(プレーン)と「博多通りもん」が詰まった段ボールを持参して入寮した。地元の人気菓子を手土産にして主戦格の山本と親しくなり、投球術を伝授してもらう作戦だ。

 「あっち(地元)で注文して送ってもらいました。あいさつで配りたいなと。(山本さんにも)チャンスがあれば、渡したい。聞きたいことはたくさんあります。変化球や投球術、トレーニングとか聞いてみたいです」

 同じ九州の高校からプロ入りした山本(都城から16年ドラフト4位)は昨季最多奪三振のタイトルを獲得するなど球界を代表する投手の1人。150キロ前後の高速フォークやカットボールなど全球種が一級品だ。最速153キロの直球とカーブの2球種だけで九州No・1高校生投手の称号をつかみ、伸びしろ十分の山下にとっては最高の手本と言っていい。

 「いろいろ聞く前に、まずはしっかり見る。観察してから、聞いていきたいです。これからたくさん野球ができるのがとても楽しみ」。新人合同自主トレは9日から。エース道の継承へ挑戦が始まる。

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2021年1月8日のニュース