ソフトバンク・松田遼 引退決断「悔いはない」、日本一のビールかけが「最高の思い出」

[ 2020年12月30日 05:30 ]

ソフトバンク・松田遼
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 今季限りでソフトバンクを戦力外となった松田遼馬投手(26)が29日、現役引退を決断した。

 「トライアウトを受けて選手としてやりきった。自分の中で踏ん切りは付けられたので。悔いはないです」

 阪神から移籍2年目だった19年は自己最多51試合に登板するなど存在感を示したが、今季は1軍登板なし。日本一に輝いたチームの分厚い選手層に埋もれる形となったが「ケガもなく投げられた一年だったので、自分の実力がなかったということです。“なんで1軍で投げられないんだ”とかも思わなかった」と完全燃焼してユニホームを脱ぐ。

 「日本一になってビールかけに参加できたのが最高の思い出」と振り返る一方で、トレード移籍する18年途中まで在籍した阪神球団への感謝も口にした。

 「高卒から入って何も分からない状態で監督、コーチが使ってくれました。その期待に応えられなかったのが悔しい。でも、甲子園で投げられたのは財産。ヤジももらいましたが、それも含めてあれだけ応援される体験は忘れられないです」。

 今後について現時点では未定ながら「新しい道でどんなことができるか楽しみ」と前を向いた。デビュー当時、150キロ超の直球を武器に「次代の守護神」と期待された剛腕が、静かにマウンドに別れを告げた。(遠藤 礼)

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