巨人Jr.はタイブレークで力尽く…西村監督、選手の成長称える NPBジュニアトーナメント

[ 2020年12月30日 15:33 ]

NPBジュニアトーナメント第2日・2回戦   ヤクルトJr.5―1巨人Jr. ( 2020年12月30日    神宮 )

 巨人Jr.はタイブレークまで粘ったが、ヤクルトJr.に屈した。

 あと一歩及ばなかった。中盤以降は好守と継投でしのぎ前回覇者を苦しめたが、8回に力尽きた。それでも西村健太朗監督はチーム結成3カ月で成長したナインに目を細めた。

 「これだけの接戦は初めてだったけど、選手は本当によくやってくれた。負けはボクの責任です。子どもたちは試合中も落ち着いていたし、頼もしく思えた」。現役時代のマウンドとは違う充実感を「3カ月は濃密でアッという間でした」と振り返った。

 背番号18の三沢主将は敗戦を悔しがりつつ、将来に生かしたいと語気を強めた。「西村監督から教えてもらえてうれしかった。いつかプロ野球のグラウンドに立つこことが目標ですけど、いい経験になったと思う」。西村監督も「出来ればこのジャイアンツJr.から将来、巨人に入団する選手が出てくれば…」と話した。

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2020年12月30日のニュース