阪神・ガンケル 便利屋任せろ!チームの勝利優先「必要なポジションでプレーしたい」

[ 2020年12月30日 05:30 ]

来季にかける意気込みを明かしたガンケル(右はメガン夫人)(球団提供)
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 30日に29歳の誕生日を迎える阪神のジョー・ガンケル投手が、帰国中の米国で球団を通じて取材に応じた。来季も外国人8人態勢で現状では“バックアップ要員”が有力だが、生き残りをかけ「便利屋」になることもいとわない献身的な姿勢をみせた。

 「チームの勝利を優先しているから先発、中継ぎ関係なくチームが必要な時に、必要なポジションでプレーしたい。チームを優勝に導くことができるように頑張りたい」

 来日1年目の今季は開幕ローテーション入りを果たしたが、デビュー戦となった6月24日ヤクルト戦は4回3失点で敗戦投手。翌25日に出場選手登録を抹消され再昇格後は救援投手として活躍した。シーズン終盤は再び先発起用されたが、柔軟な対応をみせ先発6試合を含む28試合に登板し2勝4敗、防御率3・18の成績を残した。

 「今シーズンはたくさんのことを学ぶことができた。今年の経験が成功へと導いてくれると思っている。変化球の精度を向上させたいと思っている」

 すでにウエートトレーニングを中心に自主トレも開始。マイナー時代はオフ限定で中学校の教師を務めていた経歴の持ち主。「今年は野球に集中するために、子供たちの先生もやっていないよ」。激しい外国人枠争いに挑む右腕は“野球一本”で勝負の2年目に挑む。(山本 浩之)

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2020年12月30日のニュース