【阪神・糸原と一問一答】巨人移籍の梶谷に闘志「高校の先輩で憧れもある。負けないように」

[ 2020年12月15日 11:02 ]

広島市内の「アスリート」で自主トレを行う糸原(球団提供)
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 阪神の糸原健斗内野手(28)が14日、広島市内のトレーニングジム「アスリート」で自主トレを行った。今季は右手骨折で18年から2年間継続していたシーズン全試合出場が途切れるなど悔しい1年に。来季への巻き返しへ決意を込めた。以下は一問一答。

 ――強化してる部分。
 「やっぱり、強い体を作るところと、強くするのも大切ですけど、あとは柔軟性のバランスをもう一回、一からやっていこうと思います」

 ――ケガをしない体。
 「ケガしない体と1年間戦える体作りをまた一から作っていこうかなと思います」

 ―来季の全試合出場は最低限の目標。
 「1年間トータルして安定した成績を出すことが自分のセールスポイントというか、アピールポイントだと思うし、チームもそういうところを求めてくると思うんで、期待に応えられるように来年は1年間、また全試合に出場して頑張っていこうかなと思います」

 ――打撃では打率3割付近を維持できた。
 「3割はずっと目標にしてるところなんで。今までは口だけになってるので、しっかり結果で示していきたいなと思います」

 ――1日のタイムスケジュールを。
 「鍛えるのは下半身、上半身、背中は変わらないんですけど、それに可動域だったり、そういうトレーニングを増やしつつやってますね。これまでは重さ重視でしたけど、柔軟性だったり、可動域だったり、バランスが大切なので、その点を重視してやってます」

 ――可動域の強化はケガ予防。
 「強い筋肉を作ろうと思ったら重い重量とかそういうところが重点ですけど、それと同時に柔軟性だったり、可動域、そういうバランスが大切だと思うので、そこは意識しつつ、それに加えて強いケガしない体を意識して作ってますね」

 ――内野の競争。
 「毎年、競争なので。自分のやることは変わらないと思うんで、1年間安定した成績を意識して。自分との戦いなので、相手を意識してばっかりではダメ。まずは自分との戦いなので自分に勝てるようにやっていきたい」

 ――こだわる数字。
 「3割と出塁率はこだわっていきたい」

 ――シーズン終盤に下半身のコンディション不良。トレーニングする上で故障の影響は。
 「シーズン終わってから、秋季練習は別メニューでリハビリの方をメインにやらせてもらった。今はトレーニングは違和感なくやってますね」

 ――痛みを抱えながら高打率を残した。
 「今年は離脱して、チームに迷惑かけてしまった。自分のポジションを受け渡すことが多かったので、悔しかったし、自分が明け渡してるのがあれだった(悔しかった)ので、ケガしても押して出てましたね」

 ――梶谷が巨人に。
 「高校の先輩で憧れもありますし。ベースターズでも同じセリーグでライバルだったので。そこのライバルは変わらないので負けないようにやっていけたら」

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2020年12月15日のニュース