【広島新入団会見】ドラ5・行木 目標は森下2世襲名「タイプが似ていると言われてから意識」

[ 2020年12月15日 13:56 ]

<広島>新入団発表会見でポーズをとるドラフト5位の行木 (撮影・奥 調)
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 広島の新入団選手発表会見が15日、広島市内で行われ、ドラフト5位の行木(なみき)俊投手(19=四国IL徳島)が、森下2世襲名を誓った。

 「目標は森下さん。タイプが似ていると言われてから意識して、動画も見て参考にしている。全て吸収していきたい」

 行木は、最速149キロの直球にカーブ、スライダーを駆使する1メートル84の大型右腕。千葉敬愛から徳島に入団し、1年目の昨年は右肩の故障で未登板となったが、この1年間で体重を7キロ増の77キロとし、9月中旬に自己最速を更新するなど成長。「ストレートが10キロ以上速くなった」という。2年目の今季は8試合で2勝2敗ながら、NPB球団から注目される存在となった。

 全国的には珍しい「行木(なみき)」の名字。千葉県、特に出身の山武市周辺には多く存在するが、広島で定着させるには活躍が必要だ。「強気に攻める投球と、手足の長さをいかした投球をしたい。チームの主軸として投げたい。1日1日レベルアップしていきたい」と抱負を口にした。

 ◆行木 俊(なみき・しゅん)2001年(平13)1月8日生まれ、千葉県出身の19歳。本格的な投手経験は横芝敬愛2年時からで甲子園出場はなし。19年四国・徳島に入団して2年目の今季初登板。10試合で3勝2敗、防御率1・28。1メートル84、76キロ。右投げ右打ち。背番号は68.

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