レッズ指揮官、来季の秋山に期待「たくさんプレーし、重要な役割担う」 MLB5球団監督がオンライン会見

[ 2020年12月15日 22:36 ]

レッズ・秋山(AP)
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 大リーグは14日(日本時間15日)、オフ恒例の各球団監督による取材対応が初日(全5日間)を迎え、5球団の監督がオンライン会見に応じた。以下、主なコメント。

 ▼オリオールズ ブランドン・ハイド監督
 「ブルペンの向上は重要だが、我々には若い投手が多くいるので期待している。先発投手も今季プレーオフに進出したチーム相手に良い投球をした投手が4、5人いる。先発要員は多いほどいい。春のキャンプには8、9人の候補がいればいいと思う。20年シーズンは我々の若い選手にとって有意義なシーズンだった。21年の通常の春キャンプ、162試合の通常の公式戦が開催されることを願っている」

 ▼フィリーズ ジョー・ジラルディ監督
 「(デーブ・ドンブロウスキー氏が編成本部長に就任し)とても興奮している。すでに電話で4時間ほど話し合った。ペイロール(チームの総年俸)についてもいろいろと話をしている。彼は勝ちたがっている。我々は良い関係を築きあっている。ブルペンと捕手と遊撃手の補強に取り組む。先発投手については3本柱がいるので今季苦労したブルペンの補強が重要。成功を収めるチームにはブルペンの厚みは重要だ。20年のシーズンは多くを学び21年を迎える。通常の春キャンプを願っている」

 ▼ダイヤモンドバックス トーリ・ロブロ監督
 「(大リーグ)機構が全力を尽くしていると思うが、162試合フルの公式戦とフルの春季キャンプ開催を望んでいる。補強については話し合いがすでに始まっている。我々に投手の補強が必要。我々にはプランがある。そのプランにあった補強が必要で何が必要なのかは分かっている」

 ▼アストロズ ダスティ・ベーカー監督
 「(FAの)スプリンガー、(史上2人目の300本塁打&300盗塁達成者の)ボビー・ボンズのような(パワーのある)1番打者がいないなら、クリーンアップの打者のためにテーブルをセットできる選手が欲しい。役割は先発投手に初回からセットポジションで投げさせること、そして得点すること。私はマイナーで1番打者だった時、コーチにそこを強く言われた。野球の中で、スピードはとてもエキサイティングなものだ。アナリティックがゲームにとって悪いとは言わないが、今はみんながホームランを狙っているし、ホームランか三振かという、スローピッチソフトボールのような試合になっている。ベースを1つ1つ進むのではなく、塁上を駆け抜けるスピードが求められるべき」

 ▼レッズ デービッド・ベル監督
 「(秋山について)プロフェッショナルとして一生懸命、頑張った。リーグについて知り、チームメイトについて学び、チームのためにいいプレーをしてくれた。そしてシーズン終盤はチームで良い野球ができた。ショウゴ(秋山)にとって成功したシーズン。来年はもっと楽にやれるはず。私達はそのことを楽しみにしている。日本で実績があるし、彼らしくプレーしてくれれば。良い選手で、チームの勝利に貢献できる。来季、彼はたくさんプレーするし、重要な役割を担う。それは疑いもない。(救援と外野の二刀流のロレンゼンの起用法は)まだ何も決めていない。私は彼のことを先発投手としても、リリーフ投手としても、外野手としても信頼している。確かなのは彼が先発投手でもやれるとわかったこと。登板間にいつ、外野手として、代打として起用するかは、プランを考えていかないと」

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