スピードアップ賞 戸郷、近本、石川、小深田を選出 チーム部門は中日とオリックス

[ 2020年12月15日 15:34 ]

(左上から時計回りに)巨人・戸郷翔征投手、ソフトバンク・石川柊太投手、楽天・小深田大翔内野手、阪神・近本光司外野手
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 日本野球機構(NPB)は15日、今季の「ローソンチケット スピードアップ賞」を発表した。個人表彰の投手部門はセ・リーグが巨人・戸郷翔征投手(20=10・8秒)、パ・リーグがソフトバンク・石川柊太投手(28=8・8秒)。打者部門はセ・リーグが阪神・近本光司外野手(26=12・0秒)で、パ・リーグは楽天・小深田大翔内野手(25=12・7秒)が選出された。

 無走者時の平均投球間隔が最も短かった投手、無走者時の相手投手の平均投球間隔が最も短かった打者に、それぞれ贈られる。投手は先発で100投球回以上、または救援で40投球回以上の選手が条件で、上記に満たない場合は総投球回が100回を超える投手も含めるとしている。打者は規定打席以上に立った選手が条件となる。

 また9イニングで終えた平均試合時間が最も短かったチームを表彰するチーム部門は、セ・リーグは中日(3時間4分)が2年連続、パ・リーグはオリックス(3時間11分)が3年連続で表彰された。

 個人に賞金50万円、チームには賞金100万円が贈られる。なお新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、表彰式は実施しない。

 ▼巨人・戸郷 来年は今年以上の成績を出せるように。そして投球テンポ、リズム、投球スピードも意識し、来年も同じ賞を取りたいです。

 ▼ソフトバンク・石川 自分の投球スタイルともマッチしているこの賞は思い入れがあり、3年前から“是非受賞したい”と狙っていました。

 ▼阪神・近本 打席に入る前に頭を整理して、入ってからは勝負に集中していた。それがスピードアップにつながったのではと思います。

 ▼楽天・小深田 特に意識はせず、これまで通りやった結果。来年もこのスタイルでいただけたらうれしいです。

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