オリックス・安達 若手の台頭熱望「チーム強くなる」 最下位脱出へ、チーム内競争歓迎

[ 2020年12月15日 11:38 ]

<オリックス契約更改>現状維持で契約更改する安達(撮影・後藤 正志)
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 オリックスの安達了一内野手(32)が15日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉に臨み、現状維持の9000万円で更改した。(金額は推定)

 「チームが最下位なので仕方ない。チームが勝てなかったのは、自分が年齢も上の方ですし、責任を感じているところはあります」

 今季は78試合に出場し、打率.289、2本塁打、23打点。「潰瘍性大腸炎」を考慮し、週2日の休養日を挟む起用で、出場数に制限があったとはいえ、正遊撃手として攻守で貢献した。「(レギュラーを)守る気持ちもありますし、若手が出てきているので、自分を(脅かす)、という存在が出てきてくれればチームも強くなる」と競争を歓迎した。

 来季は、年俸変動制3年契約の3年目。「体も動かなくなっている感じはあって、打球に対する一歩目の反応が遅いなあと感じることがあった。やっぱり目ですよね。自宅でも始めましたが、動体視力のトレーニングをしています」とレベルアップを図る構え。若手主体のチームで、リーダーシップも求められるだけに、「自分とT(―岡田)はガンガン言うタイプではないけど、ガンガン言えたら雰囲気も変わる。言えたら言いたいと思います」と力を込めた。

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2020年12月15日のニュース