前中日・鈴木 阪神入団会見で決意「まだまだやれる 来年は1軍マウンドに」

[ 2020年12月15日 12:23 ]

【プロ野球阪神】鈴木翔太入団会見、ポーズをとる阪神・鈴木翔太=甲子園室内練習場2階
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 阪神と育成選手契約を結んだ前中日・鈴木翔太投手(25)が15日、兵庫県西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は123。新天地での巻き返しを期す右腕は「まだまだやれるという気持ちでいました。もう一度、プレーさせてもらえる機会をもらえたので、すごくうれしいです。武器は真っすぐ。切れのある真っすぐで打者を抑えたい。1日でも早く支配下登録されるように、結果を求めて頑張りたい。来年は1軍のマウンドで投げられるようにしたい」と決意を新たにした。

 鈴木は静岡・聖隷クリストファー高から13年ドラフト1位で中日に入団。将来のエース候補と嘱望され、4年目の17年には先発陣の一角として15試合に登板し、5勝(5敗)を挙げた。だが18年オフに血行障害の手術を受けた影響で、19、20年は1軍登板機会なし。今季、ウエスタン・リーグでも主に中継ぎとして18試合登板2勝2敗2セーブ、防御率5.74と結果を残せず、11月3日に戦力外通告を受けていた。

 とはいえ今季も最速150キロを計測するなど球威自体は戻っており、素材はもとより抜群。同じ静岡の常葉学園橘出身の高橋とは同学年で、旧知の間柄。「すごくいい投手。負けたくない気持ちは強い」と言葉に力を込めた。

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2020年12月15日のニュース