Bジェイズ監督 2打席連発の岡本和真への絶賛止まらず「特別な能力を持っている」「良い波及効果を生む」

[ 2026年5月2日 12:37 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ7―3ツインズ ( 2026年5月1日    ミネアポリス )

5回1死一塁、左翼席に7号2ランを放ち、ベンチでナインの祝福を受けるブルージェイズ・岡本和真(ロイター)

 ブルージェイズの岡本和真内野手(29)が1日、敵地でのツインズ戦に5戦連続となる「4番・三塁」で出場。メジャーでは初めての1試合2本塁打、2打席連続本塁打で勝利に貢献した。4打数2安打3打点で今季の成績は打率.228、18打点、7本塁打となり、打点、本塁打はチームトップに。チームは投打のかみ合う快勝で、オリオールズと並んでア・リーグ東地区の3位に浮上した。ジョン・シュナイダー監督(46)は岡本の打撃力、存在感を大絶賛した。

 同点にされた直後、岡本が一振りでベンチの空気を一変させた。2―2の4回無死、ツインズ先発・ウッズリチャードソンのスライダーを強振。白球は乾いた打球音を残し、左翼席へと高く美しい弧を描いた。打球速度104.8マイル(約168.6キロ)、飛距離390フィート(約118.9メートル)、角度29度の完璧な6号勝ち越しソロだった。じっくりとダイヤモンドを一周すると、歓喜のナインが待つベンチへ。サンチェスからセレブレーションのジャケットを着させてもらうと笑顔がはじけた。

 4月25日(同26日)ガーディアンズ戦以来、6試合ぶりとなる本塁打で、完全に勢いに乗った。4―2の5回1死一塁ではウッズリチャードソンが投じた初球のスプリットを捉え、左翼席へ2打席連発の7号2ラン。打球速度110.2マイル(約177.3キロ)、飛距離374フィート(約114.0メートル)角度22度の弾丸ライナーだった。

 ともに変化球を捉えた本塁打に指揮官もご満悦だった。試合後、スポーツネットのインタビューに応えた監督は「速球以外の球種にもしっかり対応できています。これは非常に心強い兆候です」と目を細めた。「私は以前から、彼は間違いなく打てる選手だと言い続けてきました。ただ、こっち(メジャー)の投球に適応するには少し時間が必要なものです。ですが、今夜の彼のスイング、そしてフォアボールを選んだ際のアプローチを見ても、ゾーンを実によく管理できていると感じました」と自らの間合いを持っていること、さらに選球眼も含めて、賛辞を送った。

 指揮官の岡本に対する期待は大きい。その中で適応能力は想定以上だった。「生活のすべてを変えて日本からこちらへ来てプレーするというのは、打者にとって本当に大変なことです。バッターボックスに立てば、速球も変化球も、これまで見てきたものとはすべてが違って見えますから。それを、彼はまるで簡単そうにやってのけていますが、決して容易なことではありません:と言う。「彼自身の努力と、打撃コーチが課題を見極めて素早く修正を行った結果だと思います。彼はボールを強く叩くという、特別な能力を持っています」と打者として希有な才能があることを口にした。

 本塁打以外の打席も評価の対象だった。先頭打者として打席に入った6―2の7回の第4打席ではしっかりとボールを見極め、四球で出塁。その後、ピナンゴの中前打でダメ押し点となる7点目のホームを踏んだ。「彼が本来の力を発揮している時は、今夜のようなスイングになりますし、甘い球を逃しません」と断言。「春季キャンプの時から、彼のスキルセットが素晴らしいことは分かっていました。彼には“とにかく強く叩くこと、ホームランを狙うこと、そして2ストライクに追い込まれても食らいつくこと”を求めています。彼はカウントを有利に進める術も、芯で捉える技術も兼ね備えています」と賛辞は止まらなかった。

 チーム全体に与える好影響についても言及する「彼がラインナップにいることは、チームにとって非常に大きいです。誰か一人がプレッシャーを背負いすぎる必要がなくなりますから。ブラディ(ゲレロ)の後ろで彼がこれだけ良いスイングをして存在感を示してくれると、ブラディも、そして前後の打者も、より楽に自分の打席に集中できます。彼はリアルタイムで素晴らしい調整を見せています。それがチーム全体に良い波及効果を生んでいる。ジョージ(スプリンガー)やブラディにとっても、彼の存在は非常に心強いはずです」と言葉に力を込めた。

続きを表示

この記事のフォト

「岡本和真」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年5月2日のニュース