阪神・藤浪ら7選手参加の食事会は12人より多い?球団本部長「延べ何人か分からない」

[ 2020年3月30日 05:30 ]

阪神の谷本球団本部長
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 阪神の谷本修球団本部長(55)は29日、新型コロナウイルスに感染した藤浪、伊藤隼、長坂の3人を含む7選手が参加していた14日の大阪市内の知人宅での食事会について、27日に揚塩健治球団社長が発表した球団外5人を含む12人より多い可能性を認めた。「藤浪も(会に)遅れていっている。その場にいた人間が12人。多少入れ替わりがあったと。もう一度、ヒアリングしようと。延べ何人かは分からない」と説明した。

 28日には大阪府が食事会に参加した大阪市の20代の女性2人も感染していたとし、この日になって神戸市は食事会に参加していた20代女性会社員の感染を発表した。球団は改めて7選手に再度、ヒアリングを実施。7選手がその場を離れた時間も違いがあり、スタートは5人だった球団外の人間も入れ替わりがあったもようで、球団は参加者の延べ人数が13人以上だったという認識だ。

 3選手がPCR検査を受けた26日からチームは1週間の活動停止となっている。谷本本部長は「自社のトレーニング施設を使うにはどうしたらいいか。“時間を空けて、距離を取って、使った後は消毒して使っていただければ大丈夫”と、地域のアドバイザーのコメントも頂いている」と話し、限定的に球団施設を開放させたい意向を示した。

 14日の会食で藤浪らと同席した4選手については、この日も「今のところ悪い報告はない」と話した。新型コロナウイルスの潜伏期間は最大で14日間程度という説もあり、医学的情報を集め、活動再開時期を模索する。

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