プロ野球開幕への「壁」入場制限どうする?提言に「入場者特定手段の確保」

[ 2020年3月30日 05:30 ]

 現在、4月24日の開幕を目標としているプロ野球。感染状況の推移と同時に開幕への大きな「壁」となりそうなのが入場制限の問題だ。球界全体で意見はまとまっておらず、ソフトバンクは27日に、4月24日から5月31日の主催チケット販売を中止し、6月開催分の販売開始も延期した。

 政府の専門家会議が19日に出した提言では大規模イベントにおいて、入場者は「手が届く範囲以上の距離を保つ」ことが、感染対策の一例に明記された。球場により形状や席種が異なるため、共通の具体的な目標値は出せないが、提言に沿えば5割減以上、最大7~8割減の入場制限が見込まれる。ただ「同居する家族」については、座席の距離を離す必要がないと認識されている。日常から濃厚接触しているためだ。

 その点も踏まえ、チケットの販売方法がより困難になってくる。Jリーグと合同で設置した新型コロナウイルス感染症対策の専門家チームからの提言は、観客から感染者が出た場合の対応として「入場者を特定するための手段の確保」を挙げている。22日にさいたま市で開催された格闘技の「K―1 WORLD GP」では、埼玉県からの依頼で追跡調査のために、入場者はチケットの半券に住所と氏名を記入した。入場者の個人情報などをどのような形で求めていくのかも今後の検討材料となりそうだ。

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