西武・松坂「いい面と悪い面が出た」3回2失点 開幕ローテへ15日最終テスト

[ 2020年3月9日 05:30 ]

オープン戦   西武3―3広島 ( 2020年3月8日    マツダ )

<広・西>広島打線を相手に3回を投げ4安打2失点の松坂 (撮影・奥 調)
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 開幕ローテーション入りへ、西武・松坂は次回登板が「最終テスト」となる。広島戦に先発して3回4安打3四球で2失点。「いい面と悪い面が出た。直球は悪くなかったけど、変化球が全体的に浮いていた」と話した。

 初回はボールを低めに集め、全て内野ゴロで3者凡退。しかし2回に4番・鈴木誠にカットボールを本塁打されるなど、2点を失った。3回は無失点ながら3四球。計69球と球数もかさんだ。直球は最速142キロ。一方で「メリハリがなかった。追い込むまでと追い込んでから、同じようなコース、高さに投げていた」と課題を挙げた。

 次回登板は15日のヤクルト戦が有力で、西口投手コーチは「次が正念場。虎視たんたんと(開幕ローテーションを)狙っている投手は他にもいる」と話した。この日は与座が4回無失点と好投。松坂は開幕へ向け「もう少し時間があるに越したことはないけど…。不安はあるが、どうしようもない状態ではない」と力を込めた。

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