白血病で入院中の北別府さんは開幕延期に理解「こればかりは致し方ない」

[ 2020年3月9日 19:47 ]

北別府学氏
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 広島のエースとして通算213勝を挙げ、1月20日に「成人T細胞白血病」を患い療養に入ることを公表した野球解説者の北別府学さん(62)が9日、自身のブログを更新。新型コロナウイルス感染拡大の影響でプロ野球開幕日が当初予定の今月20日から延期すると同日発表された件について「こればかりは致し方ない」と理解を示した。

 現在、入院して抗がん剤治療中の北別府さん。「開幕戦が延期になったというニュースを病院のベッドの中で知ったわけですが複雑な心中です」とまずは素直な胸中を明かしつつ「一日でも早く復帰して球場へ行きたい!と励みにしていましたがこればかりは致し方ない」と自身を納得させた。

 「開幕を待ちわびていたファンの方もがっかりでしょう」とプロ野球ファンの思いも慮ったが、「しかし日本中、至る所で皆さんがこの騒動と闘い苦しんでおられます。私もこんな状況でなければ何か役に立てる事がしたかったのですが願う事しか出来ません」と頭を下げる顔文字付きでブログを締めくくった。

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2020年3月9日のニュース