プロ野球開幕 “延期一本化”へ 目標「4月上旬」見込みも…

[ 2020年3月9日 05:30 ]

無観客試合で行われているプロ野球のオープン戦
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、プロ野球が3月20日の開幕延期の方向性を9日にも固める可能性が出てきた。

 9日には日本野球機構(NPB)とJリーグが設けた新型コロナウイルス対策連絡会議の第2回会議が行われ、観客を入れた興行開催について議論する。その後には実行委員会が行われる。球界関係者は「20日の開幕の可否だけでも早く決定した方がいい」と話す。対策連絡会議専門家チームからの意見書の答申を12日に受けた上で、球団経営に関わる重大案件のため翌13日にも臨時の12球団代表者会議を開き最終決断する方針だが、全国的に感染拡大は続いており、対策連絡会議の内容次第では、12球団が「延期」で同調することになる。

 2月末の時点で阪神の谷本修球団本部長は「考えないといけない。日程再編も含めて。既にセ・リーグは検討に入ってくれている」と延期に備えた準備に言及していたが、新たな開幕日の設定については難しい判断が迫られる。先月26日に安倍晋三首相は全国的なイベントについて、以降2週間の中止や延期などの対応を要請したが、その後も感染拡大は続いている。その期限をまもなく迎え、新たな方針が示されれば開幕時期の判断にも大きな影響を及ぼす。

 Jリーグは既に4月第1週を候補に再開する新たな日程案の検討を進めている。共同歩調をとるならば、4月上旬開幕が見込まれるが、終息の見通しは立っていない。11年の東日本大震災時は3週間遅れで開幕した。今年は東京五輪期間中の中断期間もあり、日程再編作業も難しくなる。

 《Jからチェアマンら出席》 Jリーグからは村井チェアマンをはじめ、各理事が9日の「対策連絡会議」に出席する予定。日々、各クラブの実行委員らとウェブ会議が行われ再開へ調整が続いている。当初、予定していた18日再開は困難とする声が多く既に4月第1週に再開する新たな日程案を進めている状況。また無観客開催については村井チェアマンも「最後の手段」と話しており6日に行われたクラブ間の日程会議でも議題に上がらなかった。

 《高野連は事務局長ら派遣》 無観客で選抜高校野球大会開催を目指し、準備を進めている日本高野連も対策会議に参加する。4日に開いた記者会見で八田英二会長は「感染症の専門家や内科の先生にも助言をお願いしたいと思っている」とし、対策会議に小倉好正事務局長らを派遣。開催判断の根拠として情報収集を行う。大会開催の可否を最終判断する11日の臨時運営委員会に生かす方針だ。

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