無観客センバツ 経済損失は約233億円 入場料、交通費、宿泊費、グッズ代…

[ 2020年3月9日 14:00 ]

甲子園球場     
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 19日に開幕する春のセンバツ甲子園が無観客で行われた場合の経済損失を関西大の宮本勝浩名誉教授が試算。約233億円の経済効果が失われると算出した。

 宮本名誉教授は「従来通りに観客を入れて開催された時の経済効果は約289億7005万円と推定されるが、無観客の場合は約233億円の経済効果が失われる。非常に大きな経済効果が失われるが、多くの高校球児や家族、関係者にとっては一生に一度の舞台が失われることがないように、中止することなく無観客でも開催されることを願っている」とコメントした。

 宮本名誉教授は推定観客総数が過去3年間の平均値である51万4000人と仮定。それぞれの入場料、交通費、宿泊費、グッズ代などを計算し、消費額(直接効果)が107億8706万円と予想した。この数字をもとに経済効果を計算。その結果が約233億円となった。

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2020年3月9日のニュース