「大阪春の陣」中日・根尾 1軍生き残りへ強い覚悟 指揮官「残り2試合が勝負」

[ 2020年3月9日 05:30 ]

練習をこなす中日・根尾(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 「大阪春の陣」に生き残りをかける。2年目を迎えた中日の根尾は8日、目標とする開幕1軍に向け強い覚悟を口にした。

 「チャンスは絶対にあるのでモノにしたい。レギュラーじゃないので元々、起爆剤という立場。インパクトを残せたら」
 この日の楽天戦は雨天中止となり静岡での2連戦は1打席しか立つことができなかった。オープン戦は13打数3安打の打率・231。それでも「打席数の少なさという不安はない。いい感じになっているのは間違いない」と自信をのぞかせる。

 与田監督はあす10、11日のオリックスとの2連戦(京セラドーム)までは「(1、2軍の)入れ替えはなし」と現状メンバーで戦うことを明言。ただ、13日から本拠地・ナゴヤドームで戦うオープン戦ラスト3試合のロッテ戦は開幕1軍メンバーで戦う見通し。「残り2試合が勝負になる」と指揮官が話すように、当落選上にいる選手にはオリックス2連戦が最後のアピールの場となる。「試合に出た時に、いい印象を与えられたら」と根尾。初の開幕1軍へ、必死に食らいつく。
(徳原 麗奈)

続きを表示

2020年3月9日のニュース