阪神・ガンケル、打撃投手として初登板 「精密機器」披露に矢野監督舌巻く

[ 2020年2月5日 12:32 ]

<阪神春季キャンプ>ランチ特打で打撃投手を務めたガンケル(撮影・坂田 高浩)
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 阪神の新外国人、ジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ傘下3A)が5日、宜野座球場で打撃投手として初登板した。新助っ人のサンズ、ボーア、ベテラン・福留の相手に30球。安打性は福留の中前への1本に抑え、上々のピッチングを披露した。

 「精密機器」という前評判通り、30球中21球がストライク。打者がボールをじっくり見極める時期とはいえ、見逃しストライクも10球あった。キャンプ初日のブルペンで生の初めて投球を見た矢野監督が「仕上がり過ぎていてビックリした。コーナーワークもいいけど、その高さがね。ボールが低いところに収まっている」と舌を巻いた長身右腕。メジャー経験のないハングリー投手の評価は上がるばかりだ。

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2020年2月5日のニュース