広島・野村、開幕ピンチ…「右腓腹筋損傷」で離脱、佐々岡監督「痛い」

[ 2020年2月5日 05:30 ]

日南キャンプ ( 2020年2月4日 )

<広島キャンプ>球場を出る野村(撮影・奥 調)
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 春季1軍キャンプに参加中の広島・野村祐輔投手(30)が4日、日南市内の病院で「右腓腹筋損傷」と診断された。2日の練習中に痛め、前日3日の練習を休んでいた。今後は3軍でリハビリ、調整する。先発の一翼を担うはずの右腕の離脱に、佐々岡監督は「痛い」と渋い表情。再発しやすい箇所だけに、開幕までの戦列復帰は楽観視できない。

 V奪回を目指す佐々岡カープに痛いアクシデントが発生した。開幕から先発ローテーション入りが期待された野村が、春季キャンプ第1クールで早々と戦線離脱。不名誉なリタイア1号になっただけでなく、開幕1軍にも黄信号がともった。

 異変が生じたのは2日の練習中だ。天福球場の左翼後方にある坂道をダッシュで駆け上がる際、右ふくらはぎに痛みが走った。前日3日は練習を休んで日南市内の病院を受診。一夜明け、球団は「右腓腹筋損傷」と診断されたと発表した。

 「なってしまったことは仕方がない。1日も早く治したい。できることをやる。治すことに全力を尽くす」

 野村の口調はさすがに重い。この日はチームと別行動で午前11時25分に球場入り。治療やリハビリと併行し、室内で患部以外のトレーニングに励んだ。右足を引きずりながらの歩行。「わざとです」と強がるものの痛々しさは拭えなかった。

 「チームにとっては痛い。開幕に合わせるというより、まずはしっかり治してほしい。再発しないように」

 実績のある右腕の早期離脱に、佐々岡監督は渋い表情。今後は経過を観察しながら、3軍でリハビリする方針だ。ただ、ふくらはぎ痛は再発しやすいと言われるだけに、調整には時間がかかりそう。開幕までの戦列復帰も楽観はできない。

 故郷の倉敷で励んだ新春の自主トレでは、練習の成果で自己最多の体重88キロを計測。1年前には仕上げにこなしたメニューを今春は初日にクリアし、手応えを感じ取っていた。それが暗転。体重増と故障の関連については「関係ないです」と首を横に振った。  野村は1年目の12年から昨季まで、シーズン初登板を開幕2カード目までに果たしており、開幕1軍を外れるとなると9年目で初。V奪回には欠かせない戦力だけに、早期の戦列復帰が望まれる。(江尾 卓也) 

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