ヤクルト　ドラ1・奥川“伸び伸び”ネットスロー！星稜・林監督訪問に笑顔

星稜・林監督（奥）の前でシャドーピッチングする奥川
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　ヤクルトのドラフト1位右腕・奥川（星稜）が2日連続でネットスローを実施。「まだ全然、力は入れてない。4割くらい」と話したが「昨日より力を入れて投げました」と順調に強度を上げて宮崎・西都2軍キャンプの第1クールを締めた。

　前日の最大20メートル計38球から、この日は最大25メートルで計55球。数球は明らかに出力を上げて腕を振るなど、状態を把握しながらの取り組みだった。

　うれしい訪問もあった。星稜の林和成監督（44）が練習を視察。「自分らしくやっていけばいいと。激励していただきました。うれしかったです」と笑った。林監督も「ちょっとりりしくなった。いい顔をしていたので安心しました」と安どの表情。その後は同じ宮崎県内でのキャンプに参加している巨人・山瀬を視察するため、球場を後にした。

　5日はキャンプ初の休養日。順調なら第2クール初日の6日にキャッチボールを再開する。「まだ投げ始め。これからです。いろいろ試しながらやっていきたい」と表情を引き締めた。（春川　英樹）