オリックス・吉田正、9日紅白戦出る!フォーム改良中で志願「守備にも就きたい」

[ 2020年2月5日 05:30 ]

宮崎キャンプ ( 2020年2月4日 )

打撃練習で快音を響かせる吉田正(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 オリックスの吉田正が9日に行われる紅白戦の出場を志願し、今季実戦初出場することが濃厚となった。

 「実戦の中で確認したいことがある。9日の紅白戦に“出たいです”と話しています」

 いきなり実戦に挑む。侍ジャパンとして参戦した昨秋のプレミア12で「6番・左翼」でスタメン出場した11月16日の韓国戦以来。昨春キャンプと比べると2日早いだけだが、今キャンプはプレミア12の蓄積疲労を考慮され外国人野手とともに独自調整を任されている。午前中の全体練習後はウエートトレなどが中心という段階だが、トップの位置を高くするなど新たに打撃フォームを改良中とあって、早めの実戦を希望した。

 同戦はチームの初実戦でもあり、宮内義彦オーナー(84)が視察予定。1~2打席立つことが見込まれており、「守備に関してもレベルアップしなければいけないので、(左翼に)就きたいとも伝えました」と意欲的。総帥の前で、代名詞でもある豪快なフルスイングを披露する構えだ。

 この日のフリー打撃では、トップ位置を下げた昨季のスタイルに戻して試し打ち。「まだヘッドが走らないし、うまく力が伝わらない」と試行錯誤を繰り返している。「追い込まれた時など状況によって(打撃フォームを)使い分けるとか、そこも含めて試しているところ。とにかく自分が一番気持ち良くスイングできる形を探していく」。生え抜き主砲が進化した分だけ、チームは上位に浮上する。(湯澤 涼)

続きを表示

2020年2月5日のニュース