ヤクルト・ドラ1奥川、20日ぶり投げる!右肘回復順調で1日前倒し「焦らずやっていきたい」

[ 2020年2月3日 05:30 ]

ブルペンを見ながら投球動作をする奥川
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 20日ぶりに投げる!右肘の軽度の炎症でノースロー調整だったヤクルトのドラフト1位右腕・奥川(星稜)が3日、新人合同自主トレ中の1月14日以来となるスローイング練習を再開する。

 宮崎・西都での2軍キャンプ2日目。池山2軍監督は奥川について「炎症も治まっているので、明日からネットスローを始める。段階を踏んで投げられるようにしてほしい」と話した。医療スタッフによる右肘のチェックが行われた前日は、第1クール最終日となる4日にネットスロー解禁となったが、順調な回復ぶりに予定が1日、前倒しとなった。

 奥川も「ずっと投げたかったので凄くうれしい気持ち。オーバーペースにならないように焦らずやっていきたい」と安どの笑みがこぼれた。この日は前日から再開した約10分間のシャドーピッチングを同様に行った。練習の合間には約50人に約10分間、ペンを走らせるキャンプ地では初の即席サイン会も行い、右手でのファンサービスも「解禁」となった。

 練習中には、ブルペン投球するチームメートをじっと見つめながら、投球動作を繰り返すなどウズウズ感を抑えられない18歳。「見ていたら、自分もあの中に入って投げたいと思う」。着実にその瞬間は、近づいている。 (春川 英樹)

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