西武・山川 50発へ長尺バットで狙い打ち ボール捉える確実性&角度求めノックトレ

[ 2020年2月3日 05:30 ]

南郷キャンプ ( 2020年2月2日 )

ノックバットでロングティーを行う山川(撮影・尾崎 有希)
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 西武・山川の打球は、アーチストらしい高い放物線を描いた。ただし、手に持っているのはノックで使うような長尺バットだった。通常使用するバットは86センチ、920グラムだが、110センチ弱と長く、約680グラムと軽い。その特注したバットで一塁ベンチ前から自ら球を上げ、右翼方向へノックを繰り返した。

 「速いスイングで球を捉え、打球を高く上げ落とす。今オフから始めた」。長いバットの方が操作が難しく、うまく扱わないとゴロになる。ボールを捉える確実性と角度を求め、「ノックトレ」を導入。110メートル先の右翼芝生席最後方で、グラブを構える球団スタッフをピンポイントで狙った。3球連続で動かずに捕球する場面もあり、山川は「確実な本塁打を打つ。狙って打っている」と言った。

 昨季は43本塁打で2年連続の本塁打王に輝いたが、目標の50本には届かなかった。2年越しの悲願を達成するため、取り入れた新たな練習法。さらに昨季は逆方向の右翼への本塁打がわずか2本で「右方向の本塁打を増やすこと。(尊敬する)落合さんもバレンティンも50本を超す選手は右方向にも打つ」と語る。通常のバットは、今季から1センチ短い86センチを使う。スイングも速くなり「球を引きつけ、広角にも打ちたい」と意図を説明した。
 
 「ノックトレ」で打撃フォームを固め、3年連続本塁打王と50本到達へ。山川の向上心は尽きない。(大木 穂高)

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