阪神、先発候補ガンケルを獲得 1メートル96大型右腕「攻めの投球を」

[ 2019年12月16日 05:30 ]

メガン夫人とともに笑顔のガンケル(球団提供)
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 阪神は15日、来季の新外国人選手としてジョー・ガンケル投手(27=マーリンズ3A)の獲得を発表した。1年契約で推定年俸50万ドル(約5450万円)。メジャー経験はないが1メートル96の大型右腕で150キロを超える速球と変化球を制球良く投げ込む。今季はマイナーで15試合に先発しており、ローテーション投手として期待される。

 「大砲」ボーアに続く新助っ人補強は、伸びしろも見込める大型右腕だった。新天地での挑戦を選んだガンケルは球団を通して喜びのコメントを寄せた。

 「ヤクルトのマクガフ投手から日本の野球の素晴らしさを聞いていたので、タイガースからオファーをいただいた時は大変興奮しました。チャンスをいただいたからには、しっかりと準備をしてキャンプに合流したい」

 14日のボーアに続く2日連続の朗報。メジャー実績はないが、マイナーでは年々成績を上げている。今月30日で28歳という年齢も魅力的だ。ヤクルト・マクガフとは16年にオリオールズ傘下でともにプレーしており日本の野球も予習済み。谷本修球団本部長は「上背がありますしコントロールが良くていろんな球種で空振りが取れる」と特長を説明した。

 今季、マーリンズ3Aで19試合の登板中、15試合が先発で8勝2敗、防御率3・80。真っすぐの最速は150キロ強で平均球速は146キロ。スライダー、シンカーなど変化球も豊富で87回2/3を投げ与四球15と制球力も良く自滅するタイプではない。阪神でも競争を勝ち抜いて先発ローテーションの一角を担うことを期待されており「自分の持ち味である攻めの投球ができるように頑張っていきたい」と意欲十分だ。

 メッセンジャーが現役を引退し、来季の先発陣は西以外に絶対的な存在はいないだけに、チームが浮上するうえでは、計算できる「助っ投」が不可欠。14日にはガルシアの残留が決定済み。外国人枠の兼ね合いもあるが、右のガンケル、左のガルシアの「GGコンビ」がローテでフル回転するようなら、上位進出が近づく。

 一方で、ジョンソンは残留が厳しい状況で、谷本本部長は「ガンケルは先発候補。今後もリリーバーを調査していきます」と、獲得が決定的なスアレス(前ソフトバンク)以外の、さらなる補強の可能性をにおわせた。 (山添 晴治)

◆ジョー・ガンケル 1991年12月30日生まれ、米国フロリダ州出身の27歳。13年ドラフト18巡目(全体533番目)でレッドソックスと契約。メジャー経験はなく、19年はマーリンズ3Aなどで主に先発としてプレー。マイナー通算172試合45勝39敗12セーブ、防御率3・59。1メートル96、102キロ。右投げ右打ち。

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