ヤクルト 村上、3700万円増で更改 新人王で5倍以上、来季は本塁打1本ごとに熊本へ寄付

[ 2019年12月16日 17:31 ]

5・5倍以上の大幅アップで更改し、笑顔を見せるヤクルト・村上(撮影・久冨木 修)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手が16日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3700万円増で5倍以上となる年俸4500万円でサインした。熊本・九州学院高からドラフト1位で入団して2年目の今季、36本塁打、96打点をマークしてセ・リーグ新人王に輝き「すごくいい評価をしてもらった。支えていただいた周囲の方に感謝している」と笑顔で語った。

 チームでただ一人、全試合出場も達成した。一方で打率は2割3分1厘で184三振を喫し、失策はチーム最多の15と課題も明確となった。チームが最下位に終わり「たくさん迷惑を掛けてしまった。来年は失策を一つでも少なくし、一試合でも多く勝利に導けるように頑張る」と意気込んだ。

 来季は本塁打を1本打つごとに、熊本地震で被災した熊本城の復旧のために一定額を寄付すると発表した。金額は今後決める。普段の物言いは控えめだが「はっきり言おうと思っていた。打率3割、30本塁打、100打点を目指す。思い入れのある熊本の力になりたい」と言葉に力を込めた。(金額は推定)

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2019年12月16日のニュース