オリ・ドラ1宮城、プロ入り後も「朝の清掃活動」 恩師・我喜屋監督の教え守る

[ 2019年12月16日 05:30 ]

施設見学に訪れたオリックスのドラフト1位・宮城
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 オリックスのドラフト1位・宮城大弥投手(18=興南)は、プロ入り後も恩師である興南・我喜屋優監督の教えを遵守し「朝の清掃活動」を継続する意向を示した。

 「興南でも寮生活で、我喜屋監督から“私生活がプレーに出る”と言われ、毎朝6時に散歩に出てゴミ拾いをしていました。入寮してからも続けると思います」

 自動お掃除ロボットで有名な「ルンバ」のような積極性と機動力はすでに発揮されていた。14日に大阪市内で行われた新入団会見の会場から宿泊先に戻る途中、「道にアイスのカップが落ちていたので、近くのゴミ箱に捨てました」と明かした。来年1月上旬に、この日施設見学した大阪・舞洲の選手寮「青濤館」に入寮予定。大阪湾に浮かぶ人工島で“オリの清掃人”を務めながら心身を鍛える。

 もちろん、マウンドでも高性能を発揮する。最速149キロの直球にスライダー、チェンジアップも一級品。ごみ同様に相手打者の弱点も巧みに見つけてアウトをかき集め、白星を拾っていく。 (湯澤 涼)

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2019年12月16日のニュース