大谷は将来のMVP候補 同僚トラウト以上とも米誌分析「可能性は無限」

[ 2019年12月5日 10:07 ]

エンゼルスの大谷翔平
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 米経済誌フォーブス(電子版)は4日、大リーグ、エンゼルスの大谷翔平を将来の最優秀選手(MVP)候補に挙げた。昨季ナ・リーグMVPに輝いたブルワーズの外野手イエリチの活躍は若手時代から予測していたとし「足跡をたどる選手がいる」と指摘。「大谷は次のイエリチ。そして彼は投球もできる」との見出しで紹介した。

 打球はメジャーでも屈指の速度を誇りながら角度が付いていないことが根拠という。近年は飛球で長打を狙う「フライボール革命」が主流だが、選手のパフォーマンスを映像で解析する「スタットキャスト」によると、大谷の今季の平均角度は6・8度と昨季の12・3度から急落。右肘手術の影響で打者に専念し、50打席以上増加した中で本塁打は22本から18本に減った。

 角度が付けば、長打は増えることが期待できる。同誌は打者として完成に遠いものの、同僚で今季のア・リーグMVPの外野手トラウトをしのぐ可能性を秘めるとした。来季投打の「二刀流」復活を目指す大谷に「可能性は無限。投手を諦めたら打者だけでMVP候補になるだけの力がある」と分析した。(共同)

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