中日 新助っ投ゴンザレスと契約合意 退団ロドリゲス&開幕不在マルの穴埋める

[ 2019年12月5日 05:30 ]

中日と契約合意したルイス・ゴンザレス(AP)
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 中日の加藤宏幸球団(61)は4日、来季の新外国人としてルイス・ゴンザレス投手(27)と契約合意に達したことを明かした。ドミニカ共和国出身の左腕で、メジャー経験はなく今季はオリオールズ傘下3Aなどでプレー。同代表は「監督が見て気に入った投手」と説明し、11月下旬に同国のウインターリーグを視察した与田監督の目にとまり、獲得が決まった。

 今季救援陣でフル回転した左腕のロドリゲスはメジャー移籍を希望して既に退団が決定的。同じくブルペンに欠かせない人材として交渉中のR・マルティネスについても残留の場合でもキューバ代表として来年3月の五輪予選に出場する方針で、同代表は「開幕にいない可能性が高い。1カ月不在となる場合もある」と見通した。

 ゴンザレスは1メートル88の長身から角度のある球を投げ下ろし、直球の平均球速は約150キロ。今季3Aノーフォークでは23試合計29回で防御率8・69ながらイニングを上回る40三振を記録した奪三振能力が魅力だ。両助っ人が抜けるブルペンで新セットアッパーとして期待が高い。

 D…ドミニカ共和国出身のモイゼス・シエラ外野手(31)と育成契約を結ぶことで合意した。加藤代表が「3拍子そろった選手。育成となったのは基本的にビシエドとアルモンテがいるので。向こう(シエラ)も了承している」と説明した。12年にブルージェイズでメジャーデビューし、通算207試合で打率・235、9本塁打。13年の第3回WBCでは同国代表として優勝に貢献し、今季はメキシカンリーグでプレーした。

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2019年12月5日のニュース