慶大、ドラフト指名組が活躍 柳町は2安打 津留崎も完全救援

[ 2019年11月3日 05:30 ]

東京六大学野球 最終週第1日   慶大7-1早大 ( 2019年11月2日    神宮 )

初回、安打を放つ柳町
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 郡司以外のドラフト指名組も慶大の優勝に貢献した。ソフトバンク5位指名の3番・柳町は、9回1死から左翼線安打で出塁し、7点目のホームを踏むなど2安打。「郡司が当たっていたので、しっかり回していこうと思った」。リーグ戦通算安打を111に伸ばし、OBの大森剛(元巨人)、早大・谷沢健一(元中日)らに並ぶ歴代14位タイに浮上した。

 1年春の開幕戦から全100試合にスタメン出場。大学生活集大成となる試合に向け「まだリーグ戦は続く。明日も勝てるように準備したい」と話した。

 楽天3位指名の津留崎は1点リードの6回2死一塁から2番手で登板。最速148キロの直球を軸に1回1/3を完全救援で、これで今季は9回2/3を投げて11奪三振、防御率は0・00だ。高校3年時に右肘のじん帯再建手術を受け、長いリハビリを経て、最終学年に急成長を遂げた右腕は「仲間のために一球一球全力で腕を振ろうと思った。あと一つ勝ちます」と力強く宣言した。 (甘利 陽一)

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