広島、新助っ人ピレラを獲得 17年に83試合で10発の長距離砲

[ 2019年11月3日 05:30 ]

 広島は2日、前フィリーズのホセ・ピレラ外野手(29)の獲得を発表した。年俸約6480万円プラス出来高、契約金約2970万円(金額は推定)で合意し、背番号は未定。来日を前に球団広報を通じて、「素晴らしい球団の一員になれることにとても興奮しています。来季が始まることをとても楽しみにしています。皆様の応援、よろしくお願いいたします」とコメントとした。

 ベネズエラ出身で、1メートル82、99キロの右投げ右打ち。パドレス時代の17年には83試合で10本塁打を放つなど、メジャー通算302試合で打率・257、17本塁打、82打点の成績を残す。打撃映像を確認した朝山打撃コーチは「パワーヒッター。アグレッシブで足も速いと思う。打撃に無駄がない。振る力があるし、期待している」と長距離砲として期待を寄せた。

 外野を主戦としながら、二塁、三塁も守れる万能型でもある。今季26本塁打のバティスタの契約延長は不透明。ドーピング検査の陽性反応でバティスタが離脱すると、長打力不足は否めなかっただけに大砲の獲得は待望だった。これで今オフは早くも、DJ・ジョンソン投手に続く2人目の助っ人補強に成功した。

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2019年11月3日のニュース