中居正広、「プレミア12」に臨む侍ジャパンを心配「今年の日本は不安です」

[ 2019年11月3日 19:12 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(47)が2日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11:00)に出演。自らが公認サポートキャプテンを務め、国際大会「プレミア12」に出場する侍ジャパンのメンタル面を心配した。

 番組冒頭で「プロ野球の話をしますんで、そんなに聞かなくてもいいスペシャル~!」とファンに“お断り”を入れて番組をスタートした中居。「…にしても4タテかぁ…。全然想像つかなかったなぁ…」と、まずは大ファンであることを公言している巨人が10月の日本シリーズで1勝もできずソフトバンクに4連敗を喫して日本一を逃したことを嘆いた。

 「早かったな、日本シリーズ4日間!土日火水って感じでしょ。ボケッとしてたら終わっちゃうよ4日間なんて。もうちょっと引っ張ってほしかったよね」。そして話はプロ野球の今季総括に及び「僕は専門家でもないんでファン目線でしかないですけど」とした上で日本シリーズや交流戦でパ球団の圧倒的な強さが続いていることに触れながら「DHがある、DHがないっていうのもあるんでしょうけど、強いんだよパ・リーグ」「パ・リーグの6球団ってみんなカラーが違う。西武なんてピッチャーいないんですよ。ただ、死ぬほど打つから!セ・リーグってそんなにチームカラー、戦い方、戦略が6チームとも変わんない」「来年(パ・リーグ2連覇中の)西武が5位の可能性もありますからね。6位だったオリックスが来年優勝する可能性もあるんですよ」「ジャイアンツはセ・リーグでは選手の層が厚い。けど、ソフトバンクと比べたら全然ですよ。ソフトバンクすごいな。まだアイツ投げてないじゃんって。WBCに選ばれるような選手が5日目以降に投げよっかなって準備してたら終わっちゃった」などと“野球愛”を前面に熱弁をふるった。

 その後も育成選手、ドラフト、FAと30分番組のすべてを野球トークに費やした中居。最後に侍ジャパンについても触れ「言いにくいな…」「どうしようかな」と逡巡した後で意を決したように「いちファンとして。今年の日本は不安です」とつぶやいた。

 「今季はセ・リーグもパ・リーグも最後の最後まで気を抜くことができない緊迫感のある140試合だったんですよ。今季のプロ野球選手は疲れたと思います。技術的な戦力は高いんでしょうけど、士気は下がんないのかなって。まだケガ治ってないとかって。自分が野球選手だったら“オレも膝痛いんだけど”とか“オレもかかとに痛みが”って。ちょっとした気持ちで士気が下がんのかなって」と辞退者が続出した中、大会に臨む侍ジャパンメンバーの精神面を心配。「技術的なことよりそういうメンタルってどうなのかなって思いながら、僕はいろいろとお話をうかがいたいと思います」とリポーターとしての抱負を口にしていた。

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2019年11月3日のニュース