ありがとう神宮第2 最後の試合、日大三―帝京の前に式典 満員で入場規制

[ 2019年11月3日 13:55 ]

高校野球日程終了の式典が行われた神宮第2球場
Photo By スポニチ

 東京五輪に関連した周辺再開発に伴い、取り壊しが決まっている神宮第2球場で3日、高校野球最後の試合となる秋季高校野球東京都大会準々決勝・日大三―帝京が始まった。

 1961年の第2球場開場時から借用して試合を開催してきた東京都高野連は第2試合に先立ち、高校野球全日程終了の式典を行った。両チームナインがベンチ前に整列。武井克時理事長は「雨が降ったり、日没が気になったりといろいろあったが、球場の方々が対応してくださり60年近く東京の高校野球を支えていただいた。深く御礼申し上げます」とあいさつ。

 「東京を代表する名門校同士が第2での最後の試合をすることになった。素晴らしい準々決勝になるよう期待しています」と両校へエールをおくった。

 ゴルフ場と併用の全国でも珍しい形態の野球場。最後の試合とあって多くの観客が集まり、第1試合の試合前から満員で入場規制される盛況ぶりだった。

続きを表示

2019年11月3日のニュース