日本ハム、打線爆発15安打 逆転CSあきらめん 中田は気迫ヘッスラ

[ 2019年9月17日 05:30 ]

セ・リーグ   日本ハム7―2ソフトバンク ( 2019年9月16日    旭川 )

6回、内野安打で一塁にヘッドスライディングする中田(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムは16日、旭川スタルヒン球場で行われたソフトバンク戦で8回途中、降雨コールドで大勝。強敵から2連勝を飾った。4番の中田翔内野手(30)が3安打にヘッドスライディングも披露し、6番の清宮幸太郎内野手(20)も適時打を放つなど一丸で強敵から白星を奪取。残り8試合でCS圏内である3位・ロッテとの3・5ゲーム差を維持した。

 強い雨が降る中で応援を続けてくれた旭川のファンにチーム一丸で白星を届けた。3位・ロッテとの3・5ゲーム差を維持。西武と優勝を争うソフトバンクからカード勝ち越しに成功した栗山監督は、浮かれることなく残り8試合を見据えた。

 「久々に打線がつながって、いい形で得点した。チャンスはあると思っている。一つも負けないつもりでやる」

 理想的な攻撃を展開した。3回に近藤の適時打で先制、4回は清水の2試合連続となる5号2ランで加点。6回は5安打を集中して一挙4点を奪った。6回の猛攻でファンのボルテージが最高潮となったのは4番・中田の走塁だ。2死三塁から三遊間にゴロを放って一塁に激走。ダイビングで捕球した今宮が素早く一塁に送球したが、ヘッドスライディングで適時打をもぎ取った。ユニホームを泥だらけにした主将は「みんながつないだチャンスだったから、何としてもランナーを還したかった。(ヘッドスライディングは)自然に出た」と胸を張った。

 チームは7月を終えた時点で首位と0・5ゲーム差の2位だったが、8月に20敗を喫するなど大失速して現在は5位に低迷。自身も7月下旬に打席で右手親指付近を痛めた影響で8月以降は打撃が急降下しただけに責任を痛感している。今月10日のロッテ戦では一塁守備で二塁の渡辺と交錯して後頭部をグラウンドに強打し、現在も首に痛みを抱えているが、前日15日の同戦も8回に貴重な同点適時打。必死なプレーでチームを鼓舞している。

 6番で出場し、中田と同じ6回に適時打を放った20歳の清宮も「中田さんの気合のヒットもあった。その気持ちを無駄にしないようにと思っていた」と胸を張る。2安打、1四球を選ぶなど内容のある打席を積み重ね「落ち着いて、いい意識で(打席に)臨めている」と手応えを語った。

 依然、5位に低迷しているが、旭川のファンに意地の白星を届けた。次は北海道のファンにCS進出の朗報を届ける。もはや調子の良しあしは関係ない。残り試合、全て勝つ。(山田 忠範)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年9月17日のニュース