楽天・岸、100日ぶり星 自力CS消滅救う3勝目「まだ終わってない」

[ 2019年9月17日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天8―2オリックス ( 2019年9月16日    京セラD )

100日ぶりとなる3勝目を挙げた岸(撮影・後藤 正志)
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 エースが意地を見せた。負ければ3位・ロッテの結果次第で自力でのCS進出の可能性が消滅する一戦。楽天・岸は「負けたくない」との思いをマウンド上で体現した。7回4安打2失点と好投し、6月8日の中日戦以来、ちょうど100日ぶりの3勝目。自身の連敗を5、チームの連敗も3で止め「いつ以来ですか?一つ勝つのは大変。今はチームの勝利が一番なので良かったです」と喜んだ。

 開幕戦で左太腿裏を痛め、2カ月間の離脱を強いられた。7月中旬にはへんとう炎と咽頭炎が併発して、復帰までに1カ月を要した。「ずっとチームに貢献できなくて、迷惑をかけてきた。自分でも“何やってんだろう”と思っていた」。復帰戦の8月12日のオリックス戦では右手に打球が直撃。幸い大事には至らなかったが、周囲から「おはらいに行ったら」と言われるほどアクシデントが相次いだ。好投しても打線の援護がなく、降板後に白星が消えた試合もあった。それでも責任感の強い男は「僕が勝てる投球をしていない」と言い訳はしなかった。

 ロッテも勝ち、1ゲーム差で追う状況が続く。15日にリーグ優勝の可能性は消滅し、目標はCS進出へと切り替わった。「CSのチャンスがある限り、最後の最後まで狙っていく」と平石監督。次回登板が最終登板となる岸も「まだ終わっていない。チームが勝つために一生懸命投げたい」と言った。残り8試合。まだ戦いを終わらせるわけにはいかない。(重光 晋太郎)

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