マー君、3連勝ならずも勝利貢献 6回2失点粘投「よく我慢できたなと」

[ 2019年6月24日 02:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース7―5アストロズ ( 2019年6月22日    ニューヨーク )

アストロズ戦の5回、ブラントリーを打ち取り叫ぶヤンキース・田中
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 ヤンキースの田中は22日(日本時間23日)、アストロズ戦で6回2失点と粘りの投球を披露し、チームの8連勝に貢献した。

 「よく我慢できたなと。状態ははっきり言って悪かった」。2安打10奪三振完封の前回とは対照的に、打たれ強さを発揮。三振はわずか1、8安打を浴びたが要所を締めた。4―2の6回を終えて降板後、一時逆転され自身3連勝はお預け。王手をかけていた米通算70勝も次回以降に持ち越された。2点をもらった直後の6回に浴びた2ランを「タイミングが最悪。失点の仕方が勝てる投手じゃない」と反省した。

 打線は41年以来78年ぶりに25試合連続本塁打で球団タイ記録とし、メジャー記録にあと2。田中は「チームの勢いにも助けられて、こういう投球ができた」と感謝した。

 次回登板は、欧州初の大リーグ開催となるロンドンでの29日(日本時間30日)のレッドソックス戦が濃厚。「何とも言いようがない」と話すにとどめたが、歴史的マウンドで快投を目指す。 (杉浦大介通信員)

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2019年6月24日のニュース