ドジャースがメジャー初の「珍記録」で6連勝 新人3選手による3試合連続サヨナラ本塁打

[ 2019年6月24日 11:51 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―3ロッキーズ ( 2019年6月23日    ロサンゼルス )

代打サヨナラ3ランを放ったドジャースのスミス(AP)
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 リーグ最高勝率を挙げているドジャーズは23日、ロサンゼルスでロッキーズを6―3で下して6連勝。開幕79試合消化時点での54勝(25敗)は、1974年に並ぶチーム歴代最多記録となった。

 勝負を決めたのは9回2死1、2塁で打席に入った代打のウィル・スミス(24)。太腿を痛めて10日間の故障者リストに入ったベテランのデビッド・フリース(36)に代わってこの日3Aオクラホマシティーからメジャーに再昇格した捕手で、この大事な場面でスミスは今季5戦全勝だったロッキーズの4番手、スコット・オバーグ(29)から右中間に今季3号の3ランを放って劇的な勝利をチームにもたらした。

 ルイビル大出身のスミスは2016年のドラフト1巡目(全体32番目)に指名された捕手で、今年の5月7日にメジャーに昇格したが6試合に出場したあと6月5日のダイヤモンドバックス戦を最後にマイナーへ降格。この日がメジャー7試合目の出場だった。

 ドジャーズは21日のロッキーズ戦では9回裏にマット・ビーティー(26)による2号2ランで勝利。22日の同カードでは延長11回の裏にアレックス・バーデューゴ(23)の7号ソロで5―4の接戦をものにしたが、スミスを含めて3人とも今季メジャーにデビューしたルーキー。3試合連続のサヨナラ本塁打はリーグでは2年ぶり、ドジャースでは9年ぶりだが、最後にヒーローとなった選手が3人とも新人だったのはメジャー史上初の出来事。屈辱的な一発を献上したロッキーズは3連勝のあと3連敗を喫し、40勝37敗となった。 

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