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広島、交流戦最下位でV率0% 延長10回まさか9失点…オリに3連敗

[ 2019年6月24日 05:30 ]

交流戦   広島3―9オリックス ( 2019年6月23日    マツダ )

7回2死、鈴木は遊飛に倒れる (撮影・奥 調)
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 広島は、23日のオリックス戦で延長10回に9失点して同一カード3連敗を喫した。残り1試合を残して、過去にリーグ優勝チームがなく、球団4度目となる交流戦単独最下位が決定。4試合ぶりに1番に田中広輔内野手(29)を起用し、5番には高橋大樹外野手(25)を抜てきして打開を図ったが、9回まで無得点と機能しなかった。

 赤ヘルの現状を象徴する重苦しさだった。9回まで5安打無得点。9点を先制された延長10回に3点を還したが、焼け石に水だった。過去にリーグ優勝チームのない交流戦単独最下位が決定。緒方監督は「そういう(最下位となる)結果と内容だった」と頭を下げた。

 打線を組み替えて、活性化を図った。田中広が4試合ぶりに1番に復帰。6回の右前打で21打席ぶりの安打を放つも、菊池涼の打席で二盗失敗と積極策が実らない。延長10回1死一、二塁での中越え適時打で計2安打としながら「また明日から頑張ります」と話すにとどめた。

 さらに、高橋大を自身初の5番に抜てきして、3番・西川、4番・鈴木との「同学年クリーンアップ」を新結成した。しかし、相手先発・田嶋から唯一の得点圏に走者を進めた4回1死一、二塁で鈴木が三ゴロ、高橋大が中飛と凡退。結局、田嶋から6回2安打に終わり、東出打撃コーチは「初見だから打てなかったというよりも、今回は相手がよかった」と完敗を認めた。

 交流戦12球団ワーストのチーム打率・219と不振から抜け出せなかった。交流戦中には、5月からほぼ固定してきた「3番・バティスタ、4番・鈴木、5番・西川」を解体。20日には小園の昇格を決断し、田中広の連続フルイニング出場をストップさせた。しかし、この日の打線改造も含めて決定的な“起爆剤”は見当たらず、同打撃コーチは「大きい連勝をしたあとは、こいうときが必ず来てしまう。できることをやるだけ。それをおろそかにしてはいけない」と足元を見つめた。

 開幕から4カード連続負け越しての「V率0%」から一転、5月の11連勝でデータ上は100%に。しかし、交流戦単独最下位で再び「V率0%」と乱高下の真っただ中にいる。

 もちろん、首位・巨人とは1・5ゲーム差と悲観する成績ではない。指揮官は「明日、交流戦の最後を全力で勝ちたい」と誓った。24日の楽天戦は、単なる“消化試合”ではない。リーグ戦で再浮上するためのきっかけを探したい。 (河合 洋介)

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