巨人・マシソン 感染症の闘病生活告白 一時は体重10キロ減も「最短で戻るため準備を」

[ 2019年3月1日 20:14 ]

来日し、笑顔のマシソン(撮影・島崎忠彦)
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 体調不良でチームへの合流が遅れていた巨人・マシソン投手が1日、来日した。成田空港で取材に応じた右腕は「やっと来ることができてホッとしている。オフがすごく長く感じた。もどかしい気持ちもあった」と神妙な面持ちで話した。

 昨年11月に体調を崩し、48日間、入退院を繰り返した。検査のためにリンパ節を切除する手術を受けるなど、一時はがんの疑いもあったという。なかなか原因を特定できずに精密検査を繰り返した結果、医師からは「『エーリキア』というバクテリア、細菌が入って感染症になった」と告げられた。

 闘病中は40℃近い高熱に見舞われ、体重も約10キロ減った。体重こそ戻ったものの「去年の今頃と比べると弱っている。筋力の改善も含め、上げないといけない」。当面の間、定期的に血液検査は行う。また、昨年8月には左膝の手術も受けた。現在は平地でのキャッチボールや遠投を行っているが、本格的な投球再開には時間を要する。

 2日には東京ドームを訪れ、原監督ら首脳陣やトレーナー陣に現状の報告を行う予定。「(復帰が)6月だと遅すぎる。最短で戻るための準備をしたい」。来日8年目で、ブルペンの中心的存在。開幕には間に合わないが、早期の復帰が待たれている。

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2019年3月1日のニュース