残り約1カ月…阪神 西 テーマは「呼吸合わせ」

[ 2019年3月1日 05:30 ]

阪神・西
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 阪神・西が開幕まで残り約1カ月間のテーマに捕手との「呼吸合わせ」を挙げた。初実戦だった26日の紅白戦では初回先頭の上本の打席でフルカウントから梅野のサインに5度も首を振る場面があった。投球リズムを重視するだけに捕手陣と積極的に話し合って意思疎通する考えだ。

 「やっぱりなるべく首を振りたくないですし。リズムにつながると思うので。しっかり話し合って、パッとうなずける方が、マウンドにいても守備で守っている人にも全然違うと思う」

 豊富な球種をテンポ良くコーナーに投げ分けるスタイル。阪神の捕手陣がまだその特徴を把握しきれていないのはやむを得ない。ただ、自ら「リズムピッチャー」と言うように投球リズムは生命線。開幕までの課題を聞かれ、「いやもう、完全にサインの一致をしたいですね。大事なんで、めちゃくちゃ」と強調した。仕上がり自体は順調そのもの。新天地での初陣に向けて詰めの作業に入る。

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2019年3月1日のニュース