野球協約を一部改定 脳振とうの球宴辞退はペナルティー適用外

[ 2019年1月21日 19:15 ]

 プロ野球の理事会、実行委員会が都内で行われ、野球協約の一部改定が承認された。

 今季から1軍の公式戦に出場できる「出場選手登録」の人数が1人増えて29人になることに伴い、野球協約第81条(出場選手)の(2)の文言を「28」から「29」に変更。

 さらにオールスター戦を辞退すると後半戦の最初の10試合に出場できないという規定(第86条=出場選手の自動抹消)について、脳振とうによる登録抹消の場合は適用しないなどの救済措置を定めた。球宴の直前まで出場選手登録を抹消されて出場を辞退した場合は、抹消期間中の試合数を10試合から差し引く。

 また、昨季終盤にセ・リーグの日程消化が厳しくなったことを受け、ペナントレースを10月10日から20日までの期間内に終了するという第155条(年度選手権試合シーズン)の文言を削除した。

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