春日部共栄監督が体罰 見逃し三振部員に平手打ち、蹴り

[ 2019年1月21日 05:30 ]

春日部共栄の本多監督
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 甲子園春夏7度出場を誇る強豪の春日部共栄が20日、昨年4月に野球部の本多利治監督(61)が練習試合中に部員を平手打ちにするなどの体罰があったと明らかにした。

 同校によると、本多監督は昨年4月1日と3日、練習試合で見逃し三振をした当時の2年生と3年生計3人に平手打ちをしたり、蹴ったりした。既に部員や保護者に謝罪し、現在は指導を自粛している。同校は昨秋の関東大会で準優勝しており、今春のセンバツ出場が確実視されている。

 同校は県高野連を通じて日本高野連にも報告。竹中雅彦事務局長は「指導者の暴力事象とチームは切り離して考える」と話し、センバツ出場が決まった場合でも出場には問題ないとの見解を示した。一方で監督の暴力については2月1日に行われる審査室会議に上申されており、処分期間次第では「(当該の)監督が采配するのは無理かと思う」とした。

 17年4〜5月に当時の2年生と3年生が1年生に「うざい」などの暴言を吐いたほか、暴力事案があったことも明らかになった。学校側は保護者からの申し出を受けて17年12月に第三者委員会を設置。生徒から聞き取りを進める中で監督の体罰も判明した。第三者委は昨年12月に報告書を学校に提出。加藤和己教頭は「ご迷惑をお掛けして大変申し訳ない。教員や生徒への指導を徹底し、再発防止に努めたい」と話した。

 ◇春日部共栄 1980年創立。学校法人共栄学園が運営する男女共学の中高一貫校。野球部は甲子園には春2度、夏5度出場し、最高成績は春は97年ベスト8、夏は93年の準優勝。主な卒業生は土肥義弘(元西武)、小林宏之(元ロッテ)、城石憲之(元ヤクルト、現日本ハム打撃コーチ)、中村勝(日本ハム)、斉藤彰吾(西武)ら。学校所在地は埼玉県春日部市上大増新田213番地。宇野禎弘校長。

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