王さん 山田氏と47年ぶり名勝負再現「よーし、と思ったんですけど」

[ 2018年11月25日 05:30 ]

名球会セ・パ対抗戦   セ・リーグ6―5パ・リーグ ( 2018年11月24日    東京ドーム )

<名球会セ・パ対抗戦>2回無死、山田久志氏(左)に対し一本足打法を見せる王貞治氏(撮影・三島 英忠)
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 日本シリーズ史に残る名勝負の再現に場内が沸いた。2回に全セ4番としてソフトバンク・王貞治球団会長が登場すると、元阪急の山田久志氏がマウンドへ。87キロのボールに空振り三振に倒れた。

 「彼とはいい勝負をしましたからね。だからよーし、と思ったんですけど。抑えられちゃいました」。71年のシリーズ第3戦。巨人は8回まで山田氏に散発2安打と零敗目前も9回2死一、三塁から王会長が劇的なサヨナラ3ランを放つと、第4、5戦も制し、7連覇を達成した。

 2年後には東京五輪が行われる。稲葉監督率いる侍ジャパンも頂点が期待されるが「(日米野球で)アメリカ(MLB選抜)といい試合しましたね。ぜひ金メダルを獲ってほしい」とエールを送った。

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