ソフトB工藤監督 熱投39球!鳥谷K斬り「左足がつってしまった」

[ 2018年11月25日 05:30 ]

名球会セ・パ対抗戦   パ・リーグ5―6セ・リーグ ( 2018年11月24日    東京ドーム )

<名球会セ・パ対抗戦>4回無死二塁、代打・阿部の中前打に驚くソフトバンク・工藤監督(撮影・三島 英忠)
Photo By スポニチ

 ソフトバンク・工藤監督が往年の投球フォームでファンを魅了した。名球会のセ・パ対抗試合で3回途中に東尾の後を受けて登板すると、この日に登板した投手の中で最長の3回を投げ「(西武のユニホームは)凄い懐かしいなと。昔を思い出した。体力的には大丈夫だったが(3イニング目に)左足がつってしまった」と笑顔を見せた。

 阪神・鳥谷からは外角直球で見逃し三振を奪うなど、スライダーも織り交ぜて39球の熱投。4回には5安打を集中され5点を失ったが「高いところに投げると打たれる。あらためて痛感した。(チームの投手の)みんなには低めに投げろと(言いたい)」と振り返った。

 2万9300人が詰めかける中での登板に「緩い球で、と思ったがファンの声援で力が入る」と55歳とは思えない速球を披露した。試合前には野球教室で指導するなど精力的に動き回り「笑いあり、ハプニングありで楽しい一日になった」と充実した表情で引き上げた。

続きを表示

2018年11月25日のニュース