中日・大野雄 25%大幅減俸にも「仕方ない」 会見では報道陣に異例のお願い

[ 2018年11月25日 11:38 ]

「暗い写真を使わないで」と明るい表情で会見を締めた中日・大野雄
Photo By スポニチ

 中日の大野雄大投手(30)が25日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、今季年俸8000万円から減額制限いっぱいとなる25%減の6000万円でサインした。

 8年目の今季は、開幕ローテーション入りを逃すと、本来の投球ができず6試合に先発しながら0勝3敗、防御率8・56。ルーキーイヤーの11年以来となる未勝利に終わった。

 大幅減俸にも「今年1年、期待を裏切る投球ばかりした。給料が下がるのは仕方ないと受け止めている」ときっぱり。

 未勝利については「6度チャンスもらいながら、1度もまともな投球ができなかった。情けない」と悔やんだ。

 今秋は「間」をテーマにトレーニングに励んでいる。今季限りで引退した岩瀬や門倉2軍投手コーチら新首脳陣から「間がない。すぐ投げたがる」と指摘を受け、修正に取り組んでいる。

 雪辱を期す来季に向け「2月3、4日に紅白戦がある。しっかりパフォーマンスを出せるように」と意気込んだ。

 会見の最後には「あまり暗い写真を使わないでくださいよ」と報道陣に異例のお願い。「来季に懸けているので」と気持ちを切り替え、明るい表情で前を向いた。

続きを表示

2018年11月25日のニュース