【岩手】11人の西和賀 大船渡下す!二刀流154キロ右腕・佐々木は登板せず

[ 2018年7月14日 21:51 ]

第100回全国高校野球選手権記念 岩手大会 3回戦   西和賀3―2大船渡 ( 2018年7月14日    岩手県営 )

 投打二刀流の154キロ右腕・佐々木朗希投手(2年)を擁する大船渡相手に、部員9人とボート部からの助っ人2名で挑む西和賀が金星を挙げた。

 大船渡の先発は、佐々木朗ではなく、佐藤健一郎投手(3年)だったが、西和賀は6回まで一人の走者も出せずにいた。しかし、7回無死から、高橋雅知内野手(2年)が三塁への内野安打で突破口を開き、3連打で無死満塁の好機を作った。

 そこから、押し出し四球、二ゴロ失策、中堅へのポテンヒットで逆転。同点とした二ゴロ失策を放ったのは6月上旬にボート部を引退してから助っ人に参加した三浦海都内野手(3年)で「打った瞬間やってしまったと思ったけど、(かけ抜けた後に)振り返ると電光掲示板に同点の2が点灯していた。本当に嬉しかった」と声を弾ませた。

 試合後、敗戦した佐々木朗は「実感がわかない。3年生と甲子園に行きたかった。これからは自分がチームを引っ張っていきたい」と悔しがった。

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2018年7月14日のニュース